著書です!『がんが生活習慣病になる日』

もはや、膵臓がんなど一部のがんを除き、ほとんどのがんは、早期発見なら生存率は90%以上。つまり、早く見つければ見つけるほど助かる。早期発見なら、今やがんでは死なない時代。生活習慣病のように、進行に気を付けながら人生を全うできる時代・・・

そんな世の中にしたい! という願いを込めて2022年に出したのが拙著『がんが生活習慣病になる日』(ダイヤモンド社)です。

早期発見の重要性と方法、早期発見なら、こんなに簡単に治せるんだ・・・という治療法を紹介しました。

でも、国はあいかわらず「がん検診の目的は(早期発見ではなく)死亡率減少」と、税金を費やす側の論理を、検査を受ける側にも押し付けてくるし、2023年に亡くなった私の兄は、職場の検診で3年連続で便に潜血があり「精密検査を受けてください」との通知が来ていたのに無視。せっかく手遅れになる前に(もはや早期ではなかったと思います)発見できるチャンスがあったのに、スルーしてしまいました。(兄みたいな人は、少なくないと思います)

また、早期発見して治療しても、がんを取り切れず、再発を繰り返して早々に諦めなくてはならないタイミングがやってくる肝臓がんのようながんもあります。

そんな患者さんや、そのご家族に寄り添い、心に刺さった(患者の「患」は心に串と書きますよね)串を抜いてあげられるような情報を発信しなくてはならないと思っています。

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