今回のポイントは、インチキな「遺伝子パネル検査」にひっかからないで! というお話しです。正しい検査には、単に遺伝子を調べるだけでなく、専門家たちによる「エキスパートパネル」という工程があるのですよ。どうか大金支払ってカモにされないようにしてください。 でもこれも、国が、手遅れにならないとまともな検査は受けられない仕組みにしているのが一番の問題だと思うんですけどね。 敵(がん)がどんな性質なのか、パワー、悪性度、再発のしやすさ、どんな薬が効くか効かないか、腹膜播種の可能性等々、事前にわかるのに調べないで戦う(治療に入る)のって、絶対におかしい。 今回の動画は、去年の夏前に撮ったものなので情報が古くなっており、正規の遺伝子パネル検査が先進医療として受けられる施設はじわっと増えています。探してみてください。
がんに限らず、「遺伝子」とか「免疫療法」と名付けている医療にはインチキが多いです。たとえ元有名国立大学の教授が提供している医療でも、鵜呑みにしないでください。実はその教授の名前が悪用されているだけというケースもあります。なりすましもあるし。
「学会で発表されました」とHPにあっても、リンク先がただの海外のリゾートホテルであるケースもあります。外国語サイトにつながったら、フリーソフトで翻訳してみましょう。
医療ジャーナリスト ひろみんの仕事部屋
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